古代エジプトから
遠近法は1433年にアルベルティが数学的な解説により確立し、イタリアのフィレンツェから世界に広まったと言われています。
初期の遠近法と言えば、古代ギリシャで舞台美術に使われ、舞台上に奥行きを与えるために平面なパネルを設置し、更にその上に奥行きのある絵を描いたという。
絵の歴史をたどると、古代エジプトの壁画から始まるわけですが、遠近法が使われる前は、唯一遠近感を持たせる方法として人物の陰に隠れるように描く事しかありませんでした。
大きな前進
20世紀になってジョット・ディ・ボンドーネは作品「大祭司カヤファの前のイエス」で、はじめて自分なりの透視法を利用した。
実際は結構アバウトで、言い値とまではいかないにしても、その相場はあってないようなものです。
それは現代の画法と同じものではないが、奥行きを表現することに成功し、西洋絵画における大きな前進でありました。
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幾何学的に解明
1400年代の初め、遠近法を幾何学的に解明したのが建築家ブルネレスキです。
建築物のすべてが、地平線に集約されていることを証明することに成功し、さらに当時未完成であったサン・ジョバンニ洗礼堂を正確な透視図法で描写しました。
そのあとに幾何学的な透視図法の利用が始まります。
15世紀西洋美術において不可欠なテクニックとなり、遠近法によって一つの統一された絵画を表現できるようになりました
フィレンツから他国へ
1425年頃から透視法によって三次元の世界を二次元の世界に移しながら、奥行きのある表現が可能になった。
1475年にピエロ・デラ・フランチェスカは視野に映し出される全ての物体に遠近法を適用する手法を示した。
図入りで解説したのも彼が最初である。
そして、フィレンツェで発見された遠近法の原則は、他国に広まるのはもう少し後になる